「自分軸」が見つからない人の共通点とは?〜そのモヤモヤには理由がある〜

「なんだか毎日がモヤモヤする」
「本当にやりたいことが見つからない」
「周りの意見に流されてばかり」
こんな状態に心当たりがある方は・・・
もしかしたら、今、「自分軸」を見失っているのかもしれません。
自分軸とは、「自分がどうしたいか、どうありたいか」を基準に、
自分自身の価値観や信念に基づいて行動する姿勢のこと。
これがある人は、人生の選択に迷いが少なく、
ストレスも感じにくいと言われています。
しかし、多くの人が「自分軸が見つからない」という悩みを抱えています。
もしあなたがそう感じているなら、
それは決して特別なことではありません。
実は、「自分軸が見つからない人」には、いくつかの共通点があるのです。
Contents
1. 「他人軸」で生きていることに気づいていない
「自分軸が見つからない」と悩む人の多くは、
無意識のうちに「他人軸」で生きています。
例えば、こんな経験はありませんか?
- 友達に誘われたら、気が乗らないのに断れなくて、結局疲れてしまう。
- 職場で意見を求められても、周りの様子を伺って、自分の本音を言えない。
- SNSで「いいね」がたくさんついているものに惹かれて、本当は興味がないのに手を出してしまう。
これらは、すべて「他人軸」で行動しているサインかもしれません。
「周りにどう思われるか」「期待に応えなければ」といった気持ちが先行し、
自分の本当の気持ちや欲求を後回しにしている状態です。
自分に自信が持てないがゆえに、
他人の評価や意見に大きく左右されてしまう傾向があります。
2. 「心地よい」という感覚に鈍感になっている
私たちは日々の忙しさの中で、自分の「心地よさ」に意識を向けることを忘れがちです。
- 休日に何をするか、いつも誰かに決めてもらっている。
- 食事も、とりあえず流行っているものを選んでしまう。
- 何かを選ぶときに「こっちの方が賢そう」
「無難だから」と損得で判断し、
心の底から「好き」という感覚を無視している。
自分の感情や感覚に蓋をしてしまうと、
「何が好きで、何が嫌いなのか」という自分軸を形成する上で大切な情報が、
自分の中で見えにくくなってしまいます。
3. 過去の経験から「自分の価値」を見出せていない
私たちは、これまでの人生で様々な経験をしてきました。
その中には、あなたが情熱を注いだこと、
心から充実感を感じたこと、
そして逆に、
嫌だと感じたことや挫折した経験も含まれています。
しかし、「自分軸が見つからない」と感じる人は、
これらの経験を「点」として捉え、
そこから「自分らしさ」や「自分の価値観」を見出す作業を
していないことがあります。
- 「あの時頑張ったけど、結局うまくいかなかったし…」と、過去の成功体験を過小評価してしまう。
- 「こんなこと、誰でもできるから」と、自分が得意なことや強みに気づいていない。
過去の経験から自分の喜びや苦しみを分析し、
そこに共通するテーマを見つけることが、自分軸を見つけるための大切な手がかりになります。
「自分軸」を見つける旅は、決して孤独なものではない
ここまで読んで、「まさに私だ…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、安心してください。
自分軸が見つからないことは、決してあなたがダメな人間だというわけではありません。
むしろ、自分と真剣に向き合おうとしている証拠です。
自分軸を見つける旅は、決して一夜にして完成するものではありません。
それは、日々の小さな選択の積み重ねであり、自分自身の内なる声に耳を傾ける練習です。
もし今、あなたが「自分軸」が見つからずにモヤモヤしているなら、
まずは立ち止まって、自分自身の感情や感覚に意識を向けてみませんか?
そして、ほんの少しだけ勇気を出して、
自分の「好き」や「嫌い」を大切にしてみることから始めてみましょう。
あなたが本当に求めている答えは、きっとあなた自身の心の奥深くに眠っています。