「私の自己肯定感が低いのって自分が親に愛されてないからだ。」
そう感じる方も多いのではないでしょうか?
確かにそれも一理あるんですよね、脳の仕組みですから。
親から厳しく育てられたり、いつも否定されたりした経験がいっぱいあると、
自分に自信を持つのは簡単なことではありません。
「褒められた記憶がない」「もっと頑張れと言われ続けた」――
そんな経験が、今の自分をちっちゃい枠にせばめてしまっているんですね。
でも、今日お伝えする5つの秘訣を実践すれば、
少しずつその影響から抜け出すことができますので
早速初めていただきたいと思います。
1. 「親の声」と「自分の声」を区別する
まず親の声と自分の声を区別するができてない方が多いんですね。
自己肯定感が低い人は、親が言った言葉を「自分の考え」でそれが正しいことなんだという思い込みがあるんですね。
「そんなのダメだ」と言われると「もっと頑張らないと価値がないんだ」みたいなね
それは過去の親がその時に思っていたことで事実ではないんですね。
心理学では「内的批判者」っていう名前がついてますけども、
結構多いわけなんですよ。
私たちは親の影響を必ず受けますのででもこれにひきずられると
自分を否定し続ける原因になります。
まずは、心の中で響くその声が「私のものではない」って言ってあげるのが線引きができる第一歩です。
例えば、何かを失敗して「私なんて…」と思ったときに
「過去の自分の影響なんだ」と自覚してみることをまず気を付けてみてください。
それだけで、心が少し軽くなるはずです。
2. 「過去の親」を手放し、「今の自分」に目を向ける
過去の親ではなくて「今の自分」に視点を見えるようになればいいんですけど
これはどうして過去の親の方に思考が偏ってしまうかというと
小さい頃に「もっと自分を大切に扱ってほしかった」こういう強い思いが残っているからなんですね。
当然、昔そういう風に思ってしまうのは当たり前のことなんですけど
ずっとそれ今も言い続けたいですか?っていうことを確認する必要があります。
過去への執着が今の自分を苦しめていることってすごいあるんです。
心理学者の「交流分析」の実験があるんですけど、過去の親との関係を手放し、
今の自分を育て直す「再決断」、これがすごく脳にとって有益なんですよ。
過去の親ではなくて、今の自分でこれを決断するっていう思考回路を育ててあげましょう。
「親に期待する気持ち」よりも「自分で自分を満たす選択」をするという脳の使い方に
変えてあげる必要があるんですね。
これは練習すればだれでもできます。
だから「もっと人に認めてほしい」とか「人にこんな風に思われたい」じゃなくて
私がここをやりたくてやっている
私はここまで頑張ったっていう見方ができるように練習をしていきましょう。
自分で自分を認める言葉をかけてみてください。
「よくやってるよ」「今日もお疲れさま」と、たったそれだけで自分の心を満たす練習ができます。
3. 「完璧主義」を手放す
3つめは完璧主義を手放すっていうポイントです。
結構頑張っている理由が「親に認められるたいから」「人に認められたいから」そういう目的で
動いている人、いっぱいいるんですね。
――そんな背景を持つ人ほど、完璧主義に陥りやすい傾向があります。
「もっと頑張らなきゃ」「これくらいじゃダメだ」という気持ちは、自己肯定感を削り取ってしまいます。
頑張りたくて頑張りたいことってあんまり苦痛になってないんですよね。
苦痛になっている時点で”私がんばらないといけないってなっているんじゃないかな”ってまず
気づいてあげましょう。
親に認められたかった過去が完璧主義を育てたとしても、それは「今のあなた」に必要じゃなかったりするんですよね。
例えば、家事が完璧にできなくても、別に今後の人生になんの影響もありませんので
今日はここまでで十分じゃないかなって考える練習をしてみてください。
4. 「他人との比較」をやめる
4番目は他人との比較をやめるです。
親に「他の子はできているのに」と比べられた経験がある人は、自分でも他人と比較する癖がついていることが多いです。
SNSが結構あるので「みんな幸せそうに見える」人はすごいやっているように思えるかもしれません。
「私は全然ダメだ」と感じることはありませんか?
ですが私もそうですが撮影のときって絶対部屋もきれいにしますので
ありのままの状態でないものがSNSに出ています。
でも、その「比較癖」は、親からの影響かもしれません。
実際の研究でも、他人と比較する時間が長いほど、自己肯定感が下がるというのは
分かっていますので
他人の評価ではなく「自分がどう感じるか」という思考回路を育てていきましょう。
5. 「感謝」で今の自分を満たす
最後は感謝で今の自分を満たすことが大事なんですね。
毒親に育てられた人ほど、感謝することに抵抗を感じるんですね。
したくないんですよ、私はまだ辛いと言い続けたい自分がいますので
こういうところをカウンセリングでとってあげる必要があるんですけども
クリアにした後は勝手に感謝の気持ちがでるようになります。
ここを育てることは自己肯定感を育てるのにもすごく関係があります。
今日も一日よく頑張ってくれた体がありますし
食べたご飯が美味しかったという感謝もありますし
健康や周りの人たちが何かサポートしてくれたこと
当たり前の中にもいっぱい感謝を見つけることができますので
是非探してみてください。
感謝日記をつける方多いと思うのですが
感謝しないといけないというマインドではなくて
私が穏やかな気持ちになりたいから感謝日記をつけてみようから
というマインドだったらいい脳の使い方なので
とにかく義務感でやるんだったらやらない方がいいです。