「自分軸がない」と感じるあなたへ|他人に振り回される人生を卒業して“幸せ脳”になる方法
Contents
「自分軸がない」と感じるとき、心の中で何が起きているのか
「人に合わせてばかりで疲れる」
「やりたいことがわからない」
「自分の意見を言うのが怖い」
そんな悩みを抱えていませんか?
それは、あなたの“心が弱いから”ではなく、
「無意識」が他人軸モードになっているだけなんです。
脳は安心・安全を最優先に働くため、
過去の経験から「人に合わせた方が安全」と
学習してしまうことがあります。
つまり、「自分軸がない状態」とは、
脳の防衛反応が働いている状態なんです。
「自分軸がない人」に共通する5つの特徴
① 他人の反応で自分の価値を決めてしまう
「嫌われたらどうしよう」「怒られたくない」
そんな思いが強い人ほど、相手の表情や態度を敏感に読み取ろうとします。
その結果、“自分の気持ち”よりも“相手の反応”が優先されてしまうのです。
② “正解探し”がやめられない
「どっちを選べば間違いじゃないの?」
「みんながやっている方が安心」
——こんな風に、外の情報や人の意見を基準にしてしまう。
これは、“他人の正解”を生きているサインです。
③ 感情を我慢してしまう
本当は悲しい、イライラする、寂しい…
そう感じても「そんなこと言ったら嫌われる」と押し込めてしまう。
すると脳は「自分の感情=危険」と記憶し、
本音が分からなくなっていきます。
④ 「頑張らないと認められない」と思っている
常に完璧を求め、
「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰めていませんか?
それは“無意識レベルの承認欲求”が強くなっている証拠。
他人の評価でしか自分の価値を感じられない状態です。
⑤ 自分の「好き・嫌い」が分からない
ランチのメニューすら決められない、
自分の意見を聞かれても「どっちでもいい」と答えてしまう…。
これは、長年“相手に合わせてきた結果”、
自分の感情チャンネルが鈍っている状態です。
「自分軸がない」状態を放っておくと起こる3つのデメリット
① 人間関係のストレスが慢性化する
他人に合わせすぎると、
「私はどうしたいんだろう」と分からなくなり、ストレスホルモンが増加します。
その結果、慢性的な疲労・不眠・イライラなど、身体にも影響が出てきます。
② チャンスを逃し続ける
自分軸がない人ほど「失敗したくない」心理が強く、
行動が止まります。
脳は“恐れ”より“安全”を選ぶため、
本当は挑戦したいのに動けないという状態を繰り返してしまうのです。
③ 幸せを感じにくくなる
脳は「自分の選択で得た結果」に幸せを感じる仕組みがあります。
他人の期待を満たしても、
“自分が望んで選んだ”感覚がないと、
幸福ホルモン(セロトニン・オキシトシン)が分泌されません。
「自分軸」を取り戻すには、“無意識”を整えるのが最短ルート
「考え方を変えよう」では続かない理由
多くの人が「もっと自分を大切にしよう」と意識的に努力します。
でも、3日後にはまた他人の目を気にしてしまう。
それは、意識よりも“無意識”が優先して働くからです。
人の行動の約95%は無意識で決まるといわれています。
つまり、どんなに頭で理解しても、
無意識が変わらない限り、現実は変わらないのです。
脳科学的に「自分軸」を整える3ステップ
ステップ① 自分の感情を「観察」する
まずは“感じる力”を取り戻しましょう。
「今、私はどう感じている?」と1日3回、自分に問いかけてください。
どんな感情でも否定せず、「そう感じているんだね」と認める。
脳は“安全に感じても大丈夫”と判断し、
本音の声を拾いやすくなります。
ステップ② 「どう思われるか」ではなく「どうありたいか」で選ぶ
他人軸の人は、“どう思われるか”を基準に行動します。
自分軸を取り戻すには、
「私はどうありたい?」と視点を内側に戻すこと。
脳の“自己認識ネットワーク”が活性化し、
自分らしい選択がしやすくなります。
ステップ③ 「小さなYES」を積み重ねる
「今日は紅茶が飲みたい」「この服を着たい」など、
小さな選択を“自分で決める”ことが、
自己信頼のトレーニングになります。
脳は“自分で選べた”経験を重ねるほど、
前頭前野が活性化し、自信が増していくのです。
無意識を整えると、人生が“スルッ”と動き出す理由
無意識が整うと、
「我慢」「頑張る」「耐える」で動いていた人生から、
「自然に動ける」「選べる」「心地よい」に変わります。
脳内では、
・ドーパミン(やる気ホルモン)
・セロトニン(安心ホルモン)
・オキシトシン(信頼ホルモン)
がバランスよく分泌され、
人間関係・お金・仕事の流れまで変わっていくのです。
実際に、私のセッションを受けた方の多くが、
「家族との関係が穏やかになった」
「職場で言いたいことが言えるようになった」
「やりたいことが自然と見えてきた」
と変化されています。
「自分軸がない自分を責めていた人」が最初にやるべきこと
自分軸がない人ほど、真面目で優しい人です。
人のために頑張れるからこそ、疲れてしまっただけ。
まずは、
「私は私でいい」と自分に言ってあげてください。
そして、
「今の自分を知る」ことから始めましょう。
まとめ:「自分軸を整えること」が、幸せの最短ルート
「自分軸がない」というのは、
欠点ではなく“再スタートのサイン”です。
あなたが他人を大切にできるように、
これからは“自分”も大切にしていい。
脳と無意識を整えることで、
あなたの中に眠っていた本当の自分が動き出します。
名言
「自分を幸せにできるのは、他の誰でもない“あなた”です。」
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