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お役立ちコラム

完璧主義さんには『自分軸』がない・生き辛さの原因はなに?

 

こんにちは。
マインドトレーナーの田中よしこです。

 

今日は完璧主義で他人軸で生きている人というテーマで
お話をしたいと思います。

完璧主義って実は「自分軸がない人」なんですね。
完璧主義の人が生き辛い原因がとにかく自分に厳しいというポイントがあるんです。

ちょっとでもミスをしたら落ち込んでしまうとか
いつも頑張らないといけないと思っているので
何か成果がないと休んじゃいけない気がするとか
罪悪感が常にあるんですね。

当たり前に自分を責めることに慣れてしまっている
という思考パターンを持ってます。

だから周りからは優秀だとか、そこまでやらなくていんですよって
言われても、まだまだ足りない
これではまだ人に抜かれてしまうという風に人を見ちゃうとか
満たされなさが生き辛さに直結してしまうんですね。

どうして周りの評価が気になってしまうのか
ということなんですけども
実は多くの完璧主義の方が他人軸におちいってしまっているから
なんですね。

何故かというとそれは
完璧じゃないと人に受け入れられない
認められないという恐れを根本にずっと抱えているからなんです。

自分が完璧じゃないと
誰かに迷惑をかける
誰かに嫌われる
見捨てられてしまう
独りぼっちになっちゃう
価値のない人間だとバレてしまう

こういう恐れがあるんですね。

どうしても他人の評価を気にしてしまって
自分が大丈夫かどうかを安心するために
無意識なんですが
こういった脳の使い方をしてしまいます。

そして完璧になりたいと思っているモチベーションが
私らしく生きたいじゃなくて
人に認められるため
になっているんです。

そうして知らず知らずのうちに
周りに自分で自分の軸を明け渡している状態に
なっています。

どうして完璧にならないと認められないと思うようになっちゃったのかというと
これは多くの場合今までの幼少期の体験で紐づいている体験があるんです。
これが影響しています。

例えば失敗やミスを厳しく指摘されて
できて当たり前なんだと扱われていた経験ですね。

あと、周りと比べてもっと頑張ればできるでしょと
言われ続けてきた経験だったりとか
できなかった時に冷たくされた経験など
そういう中で育っちゃうとできないと自分は居場所がないんだって
誰でも思ってしまいます。

で、自分の心よりも回りからどう見られるかっていうことを
気にするようになっちゃうんですね。

これは小さい頃は生き延びるための術になっていますから
そこを重要視してしまうのは当然のことと言えます。

苦しさの実例として
努力しているのにいつまで経っても報われないというものがあって
これすごくクライアントさんに多いんですね。

先日来られていたAさんの事例をお伝えすると
Aさんって常に職場で高い評価を得ようと頑張って結構
サービス残業を頑張ったりとか
休日出勤をして頑張ってたんですね。

でもやっぱり人間だからミスも出てくるわけです。

そんなに頑張って自分を追い詰めながら仕事をしているのに
ミスを指摘されると目の前が真っ暗になっちゃう
自分のことを責めちゃう
そしてもっと頑張らなきゃって精神的にも肉体的にも
限界を超えてしまったんですね。

そうなった時に初めて周囲に「こんな風になってます」
「辛い状況になっています」
というと、相談してくれればいいのに・・・
っていわれるんですけど、
Aさん自身は自分が至らないからそんなこと言っちゃダメなんだって
ずっと感じて助けを求められずにいたんですね。

だからいくら努力しても
100点満点じゃないと自分に価値がないと感じてしまう
こうやって心身が壊れてしまう人って少なくないんですね。

このような完璧主義から抜け出すためには
一体何をすればいいのでしょうかってことなのですが
自分軸を取り戻すことが何よりも大事です。

セルフイメージ、自分のことをどう思っているか
というとても大事な情報なんですけど

どうしてそんなに追い込まないといけないのか
っていうようなところを探る必要があります。

自分に価値がないと思ってしまう根本の原因を
探る必要があるんですね。
それをやっていくと不思議なことに
自分って完璧じゃなくても大丈夫なんだ
とか
私はそれで存在を否定される訳じゃないんだ
っていう風に今まで見えてこなかった一面が見えるようになります。

完璧主義な人って目の前のことしか見てないんですよね。
そういうフィルターがついています。

次に自分が本当にやりたいことと
周りの期待を区別するそういうワークがあるんですね

例えばセッション中に
それは本当に望んでいることなのか
周りに言われているだけなのか
っていう風に問いかけるとこれが当たり前だと思っていたことが
そういえば自分はそうではないなっていうことって結構あるんです。

実は周りをうかがっていただけで
自分が本当に望んでることってほんの1%くらいだった
みたいな人もいます。

完璧主義自体は全然悪い事ではないんですよね。

向上心だったり、責任感の強さはとても大きな長所でもありますし
そういう人って会社で活躍できる方でもあるんですよね。

でもそういうことに振り回されず
自分がコントロールできる範囲でやるべきことと
休むべき時を両立させることも大事なんですね。

脳のパフォーマンスが最大化できる状態がいいバランスになっている
ところなんですね。

ですからセッションではバランス感覚とか
自分に合ったペースなども一緒に検索していきます。

完璧主義で苦しんでいたもう一人のクライアントさんなんですが
セッションを通して周りに認められたい気持ちの裏にある
自分で自分を認めようとしていない
そういう事実に気づくことができました。

ミスをした時に自分を責める代わりに
これをやったからこういうミスができたんだから
これをやった自分はすごいんじゃないかとか成長できるんじゃないかとか
ミスとやったこと両方確認するという視点を身に着けたんですね。

そうすると、ここまでは自分は気持ちよくできるんだなとか
これはあの人に頼んだ方がいいんじゃないかとか
断り方を身に着けたりとか
いろんないいバランスの好循環を作ることができました。

だから自分のことを責めるよりも
できているところを見てどこがダメだったのか
分析をしてその対処法を探すみたいなことをやるだけでも
全然生きやすさって変わるんですね。

もしあなたが今、完璧じゃないと不安とか
人の評価が常に気になる
だけど周りに助けを求められない
という状況にいるんでしたら
1度脳内情報を分析してみることをオススメします。

自分の思考や価値観を整理して
本当に望む自分とか本当に望む生き方が出てくると
人って人と比べることがなくなるんですね。

例えば”私絶対にこれがいいと思っているもの”って他の人のものと
比べる必要がなくなるからなんですね。

何より自分軸で生きられるようになると
人生ってぐっとラクになって充実度がどんどん高まっていきます。

自分で変わるのなんか無理、これで50年生きてきました。
という人も結構いるんですけどもやっぱり1回のセッションだけでも
見えてなかったところが見えるだけで
こんな生き方があるんだとか、自分にもできるかもしれないという情報は
いっぱい出てきます。

それを重ねて継続していくと世界って大きく変わるんですよね。

どうか完璧主義という素晴らしい才能をあなたの味方にする生き方がありますので
是非脳の使い方を学んでいただきたいと思います。

自分軸がないから他人軸になっちゃっている
その原因だったり、それは全然悪いことじゃなくて
改善する方法はいっぱいあるってことを
是非知っておいてください。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

 

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