【他人の目が怖い】人の目が気になって生きづらい人の心理を言語化してみた
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こんにちは。田中よしこです
こんにちは。田中よしこです。
私はこれまで約8000人の方々の
「言葉にできない悩み」「誰にも理解されていないと感じる苦しさ」など、
無意識レベルのお悩みを言語化し、
その人らしさを引き出して生きやすくなるお手伝いをしてきました。
今日のテーマ:他人の目が気になって生きづらいあなたへ
今日は、他人の目が気になって生きづらいと感じる方に向けてお話します。
人の前で話すときに
「私のこと、どう思われてるんだろう…」と不安になったり。
SNSの反応を気にして落ち込んでしまったり。
本当はやりたいことがあるのに、人の目が気になってブレーキをかけてしまう。
頭では「誰もそんなに気にしてない」と分かっているのに、思考が止められない。
そんな方はとても多いです。
他人の目が気になるのは性格のせいではない
これは、性格の問題ではありません。
あなたがダメだからでも、弱いからでもないんです。
今のあなたの脳が、「他人の目が気になる」ように
働くシステムになってしまっているだけ。
そもそも人目が気になるのは、私たちの脳に備わっている自然な機能です。
ただ、その反応が強いか弱いかの違いなんですね。
この記事でわかること:心理・原因・対処法まで解説
この記事では、他人の目が気になって生きづらい人の
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心理
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根本原因
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今日からできる対処法
ここまでを言語化して解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
他人の目が気になる人の特徴とよくある状況
他人の目が気になる人は、こんな状態になりやすいです。
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やりたいことを、人の目を気にしてやめてしまう
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他人の反応に敏感になりすぎて疲れてしまう
例:本当はハンバーグが食べたいのに合わせてしまう
たとえば、みんなでご飯に行ったとき。
本当はハンバーグが食べたいのに、周りが違うものを選んだから
「じゃあ私もそれで…」と合わせてしまう。
小さなことから大きな選択まで、いろいろ起きます。
根本原因は「承認欲求」:認められないと不安になる
他人の目が気になる人の根本原因は、ズバリ 承認欲求です。
「認めてもらえるか、もらえないか」に囚われている思考パターン。
承認欲求が高いと人の目が気になる理由
人に認められないと不安だからです。
自分で自分を認められないと、人から認められることで安心しようとしてしまいます。
気づかないうちに、他人が自分を動かしている状態になります。
自分の選択を取り戻す:まずは「自分で自分を動かす練習」
「次にどう選べばいいか」が分からなくなるのは、
自分の中に「私はこういう人だから、こういうやり方が合う」という回路が育っていないから。
だからまずは、自分の思考パターンを確認しながら
自分で自分を動かす練習を始めていきましょう。
SNSで起きやすい脳の動き:自分軸がなくなる
SNSで多いのが、
「何を伝えたいか」より
「どう思われるか」を基準に投稿してしまうこと。
反応(いいねが少ない、批判コメント)があると落ち込み、やめてしまう。
すると自己否定と疲労感だけが残ってしまいます。
優しさの裏で「自分否定」が同時に起きている
一見、人を大事にしているようで、実は自分を守るための反応でもあります。
優しい人ほど「嫌われたくない」と思いがちですが、その瞬間、自分否定が同時に起きています。
なぜ承認を求めてしまうのか:安心できる場所の確保
私たちは「安心できる場所」を確保しようとして必死になります。
人の反応で安心を決めてしまうと、
安心が得られないときに負荷が溜まり、
後々人間関係に不具合が起きやすくなります。
幼少期の影響:我慢する子が褒められる環境
背景には、幼少期の環境があります。
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我慢する子が褒められる
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大人しい子が「いい子」と言われる
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顔色をうかがうと評価される
こうした経験から
「自分より他人を優先する方が安全」という思い込みが入りやすくなります。
今日からできる対処法①:
自分軸を増やす(小さな選択を100%自分で決める)
自分軸を増やす(小さな選択を100%自分で決める)
ポイントは、自分軸を毎日育てること。
具体例:服・ランチ・帰るタイミングを自分で決める
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今日一番気持ちいい服を選ぶ
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今日は1人でランチしてみる
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1人で過ごしたいと思ったら早めに抜けてみる
小さな選択を「自分100%」で決める回数を増やしていきましょう。
今日からできる対処法②:不安になったときの質問
不安になったときは、こう自分に聞いてください。
「それって、私の人生にどんな影響があるんだろう?」
「嫌われたらどうしよう」
「変に思われたらどうしよう」
そう感じたら、
「それって私の人生にどんな影響があるんだろう?」と確認してみる。
すると、多くの場合「影響はほとんどない」と気づけます。
この思考を手放していくと、生きる感覚が楽になっていきます。
根本的に変えたい人へ:脳の仕組みから整える方法
簡単な対策でも「根本が変わらない」と感じる方は、
脳の仕組みから整える方法がおすすめです。
世の中のノウハウが合わない人がいるのは、
あなたにとって最適な上書き方法が違うから。
だからこそ、
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どんなときに不安を感じるか
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不安はどこから来ているか
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あなたに合う整え方は何か
これを専門家と一緒に整理していくことが大切です。
まとめ:他人の目が気になるのは弱さではない
他人の目が気になるのは、弱さではありません。
人を大切にしたい思いがある証拠です。
でも、その優しさで自分を後回しにしてしまうのはもったいない。
バランスよく整える思考の使い方は必ずあります。
今日のお話が、
「こんな自分はダメ」ではなく
「今、脳がこうなっているだけなんだ」と理解するきっかけになれば嬉しいです。
